痛みや症状は結果として現れただけ。根本的な原因は、筋肉のアンバランスと体のゆがみ
エゴスキュー体操では、「正しく使えていない筋肉が体をゆがませ、痛みを生み出す」と考えています。
人の体には、600以上の筋肉が存在しますが、刺激を与えなかったり、誤った使い方をしたりしていると、筋肉は本来の正しい動きを忘れ、そのことが体をゆがませていくのです。
あまり使われなくなった筋肉は、本来の働きを忘れていきます。すると、他の筋肉が代わりとなって、その働きを補おうとします。
代わりとなる筋肉は、本来とは異なる動きをがんばってしなければならないので、大きな負担がかかります。
それが積み重なることによって、痛みが現れるのです。
また、正しく使えていない筋肉は、骨格にも影響を与えます。体のゆがみは、骨自体が動いて生じるわけではありません。
骨を動かすのは筋肉です。
動きの悪くなった筋肉が不自然に引っぱることで、骨格にゆがみが生じるのです。 骨格がゆがむと、関節もずれていきます。関節がずれると、関節の「遊び」がなくなり、それだけで痛みが生じます。
その状態が長く続くと、さらなる痛みへと発展していきます。
そして、関節がずれた状態で動き続けると、軟骨に剪断力というストレスがかかり、どんどん摩耗してすりへるということが起こってきます。
さらに、問題はそれだけでは終わりません。人の体は骨格や筋肉がつながり、一つのユニット(組織)として機能しています。ですから、どこか1ケ所にゆがみが生じると、それは全身に連鎖していきます。
積み木が一つズレると、バランスをとるために、その上にある積み木を反対側にずらさなければ倒れてしまいます。
私たちの体も骨盤がずれれば、上半身をずらしてバランスをとろうとします。上半身がずれれば、今度は肩・首もずらさなければ、安定して立つことはできなくなります。
骨格がゆがむと、そこに筋肉のアンバランスが生まれます。骨格がゆがむことで、よく使う筋肉、あまり使わない筋肉の差が生まれ、新たに活動を停止する筋肉が出てくるのです。
その筋肉をカバーしようと、また別の筋肉に負担がかかり、その結果、体がゆがんで、そこに痛みが生じます。
こうしてどんどん連鎖が起こり、痛みはあちらこちらに広がっていきます。
関節の軟骨がすりへるのは、正しく使われていない筋肉によって骨格がゆがみ、関節がずれた状態で動くことにより摩耗するから。
いったんは炎症がおさまって痛みが引いてもぶり返すのは、筋肉が正しく使えていないまま残っているから。
痛みの根本原因は骨格のゆがみ。ひいては、正しく使われていない筋肉にあったのです。
首・肩・手・腰・膝・足など人間の身体は全て繋がっています。 よって「筋肉を再教育」することで血液の循環を良くし、自然治癒力を最大限に高めます!
長野県 松本市 整体院 姿勢専門整体Life 小泉
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