股関節治療の「最新」考え方
現代医学では、股関節炎は原因不明で治らないとされています。
痛みを止めるためには、軟骨が減ってしまった股関節の取り換え(股関節置換術)をするしかないと手術を勧められます。
この手術では、大腿骨の頭を削ってセラミックや金属、プラスチックでできた新しい球関節を入れますが、手術に5~6時間、その後リハビリテーションに何か月もかかります。
また10年ごとに再手術をして関節を取り換えなければなりません。
人工関節には、股関節の動きをスムーズにする潤滑剤としての滑液もなく、軟骨組織も神経もありません。感覚がなくなるので、手術前よりも股関節がしっかりとした感じがします。
しかし、人工関節の手術をしても、筋肉や骨格が今までと同じようにアンバランスのままでは、最初は痛みがなくても、いずれ痛みはほかの関節にでてきます。
すると医者は、関節炎が広がった、使いすぎ、または加齢が原因だというでしょう。さらに、股関節の周囲の筋肉の痛みも、以前より悪化してしまいます。
手術後、体を動かさないようにすることで、10年後の再手術を先延ばしにしようとする人もいますが、人間の体は本来「動くための、マシーン」なので、動かなければ、体の全体機能が低下していくだけではなく、呼吸器系、神経系、消化器系、循環器系などの働きもすべて落ちていきます。
だけど大丈夫です!
股関節が歪んでバランスを失い、軟骨が傷ついていても、再生できないことはありません。
骨は、筋肉が命令したことだけを行うので、体の筋肉を再教育し、股関節を元の正しい位置に戻してやればいいのです。
筋肉に本来の正しい動きを思い出させれば、軟骨がえぐれてしまうほどの圧力はとれ、筋肉と骨格がバランスを取り戻し、関節が正常に働きはじめて、痛みも消えます。
一般的には、軟骨がなくなると元には戻らないと考えられていますが、これは間違いです。体の組織のなかで、軟骨の組織だけがどうして再生できないことがあるのでしょうか。
スウェーデンの実験で、健全な状態では、軟骨もほかの組織のように再生、成長できることが証明されています。
さらに、スポーツ医学の臨床医は、適切なトレーニングをすれば、軟骨の密度や衝撃を吸収する能力が増すことも認めています。
首・肩・手・腰・膝・足など人間の身体は全て繋がっています。 よって「筋肉を再教育」することで血液の循環を良くし、自然治癒力を最大限に高めます!
長野県 松本市 整体院 姿勢専門整体Life 小泉
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