「体の健康を維持する8つの法則」
体を健康に保つには、必要最低限の条件があります。
それを、「体の健康を維持する8つの法則」として紹介します。
1.垂直な重み
重力は、私たちの健康になくてはならないものです。重力とともに地球上で生きている私たちにとって、重力をうまく利用して、体を正常に働かせるためには、骨格は垂直に並んでいなくてはなりません。
2.動的張力
体の前側と背中の間には、常に一定の緊張状態(張力)が存在します。背中側は体をまっすぐにするために、また前側は体を曲げたり、かがめたりするために使われています。私たちは、こうした動的張力なしでは、立ったり、体を曲げたりすることはできません。
3.形と機能
多くの人たちは誤解していますが、私たち人間は、骨だけでは動けません。筋肉が動かすのです。すべての骨の動きは、筋肉によって動かされるのです。
4.呼吸
人間の体は酸素なしでは機能できません。ですから、鼻、肺、毛穴のように体には酸素をとり入れるための、さまざまな機能が生まれつき備わっています。
5.動き
体のすべてのシステム(消化器系、循環器系、免疫系などのシステム)は、お互いにうまく働きあっています。そして、これらを結びつける共通のものは「動き」です。体の分子が早く動けば動くほど、代謝率は高まります。また、代謝値が高いほど、より健康だといえます。
私たちの体は、走る、ジャンプする、登る、降りる、転がる、スキップができるように、もともと設計されていますが、このような動きは、子どもから大人へ成長する時期だけではなく、私たちが生きている限り、健康を維持するためにずっと必要です。もし、このような動きをすることでケガをしたり、痛みが生じるならば、それはここで説明されている「体の健康を維持する8つの法則」の何かに反しているからです。
人間の体はとてもよくできていて、すべての機能がうまく働いているときは、何かの動きをしているときにバランスをくずしてしまっても、反射的に体の必要な機能が見事に守りの働きをしてくれます。私たちの体は、そう簡単にはケガをしないようにできているのです。ケガをしやすいというのは、体が歪んでいて、もともとの動きが必要なときにできないという証拠です。
6.バランス
動きの法則が正しく効果的に発揮されるためには、体は正しいバランスを保っていなくてはなりません。これは筋肉の記憶と呼ばれ、常に体を元に戻すよう、筋肉は常に一組となって、体の両側で均等に働く必要があります。
7.刺激
自覚はなくても、体は1日24時間、色、光、音、空気、臭い、人間、動物、乗り物、食べ物、ストレス、運動、危険物など、すべての刺激に反応しています。そのため、動きが制限されると、今度は刺激は、体にとってストレスとなります。
すると、体は、汚染物質や刺激物を避けるのではなく、むしろ吸収しようとさえしてしまうのです。たとえば、体を動かさなくなると、リンパ液が滞り、体がむくみます。そして、体に老廃物が溜まってしまうのです。
8.再生
体とは有機体です。したがって、切り傷が治るように、常に成長または再生している状態にあります。筋肉、骨格、神経、結合組織、軟骨などは、すべて生きています。もし、体の再生が行われていないとしたら、それは、体がきちんと働いていない証拠です。
首・肩・手・腰・膝・足など人間の身体は全て繋がっています。 よって「筋肉を再教育」することで血液の循環を良くし、自然治癒力を最大限に高めます!
長野県 松本市 整体院 姿勢専門整体Life 小泉
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