足の痛みを取り去る
◆足の役割
足には、大きくわけて2つの役割があります。
・直立した体を支えること
・歩いたり走ったりする時に、地面から受ける衝撃を吸収し、スムーズに移動すること
足は車でいうと、タイヤのようなものです。体の一番下にあり、直接地面に接触しています。タイヤがないと車が走れないのと同じく、足がなければ、体も移動することができません。
スムーズに体を動かすためには、足の裏が毎回地面に「正しく」着地することが、とても重要になります。
◆正しい足の運び方、体重のかけ方
健全な足は、歩いたり、走ったりする時に、「①かかと②親指の付け根(拇指球)③足先」という順番で着地します。
もし、このような順番で足が動いていなければ、それは体重を支えている体のどこかに問題がある証拠です。足は、これ以外での足の動き方に適応するようには、デザインされていないのです。
◆足に多い疾患と痛みの原因
足の裏には、アーチ(弓)形をした土踏まずがあります。建築家は理解しているように、アーチというのは非常に強い構造をしています。
この足のアーチ形をした土踏まずは、全体重を支え、地面から受ける衝撃を吸収する仕組みになっています。
しかし、なかには「偏平足」と呼ばれる、土踏まずのない足もあります。偏平足は、衝撃を吸収する仕組みがないので、足の裏全体が直接地面についてしまいます。
そのため、足の裏に受ける衝撃が、下肢(足)、ひざ、全身に直接伝わり、疲れやすく、ケガもしやすくなります。
また、足の裏がうまく働かなくなると、これをかばうために、ふくらはぎやひざ、股関節、腰の筋肉が、足の代役をつとめようとしはじめます。
つまり、足の裏の代わりに、別の筋肉が、体重の移動や足の運びを調節したり、地面に着いた時の感触、反応を確かめるようになるのです。
これらは、すべて体にとって正しい働きではないため、足関節、すね、膝、股関節、骨盤、腰など全身の歪みやさまざまな疾患、ケガにつながります。
「満足」の漢字も「足」が「満たされる」って書きますよね(笑)
足が満たされていくことで、毎日の生活が良くなります!
もちろん、足だけではなく、全身の筋肉のバランスを診る必要があります!
首・肩・手・腰・膝・足など人間の身体は全て繋がっています。 よって「筋肉を再教育」することで血液の循環を良くし、自然治癒力を最大限に高めます!
長野県 松本市 整体院 姿勢専門整体Life 小泉
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